Thanks 2021
おかげさまで今年は3冊の本をイタリアとスペインから刊行できました。Kira Kira edizioni、Zahorí Books どうもありがとう。イタリアの書店MuttYとのコラボレーションもとても光栄でした。ボローニャ展関連企画・出版記念展にお越しくださった皆様、関係者の方々にも御礼を申し上げます。来年も制作に力を注ぎます。今後ともよろしくお願いいたします。
2021.12.21
New Books!
スペインのZahorí Booksから Mi pequeño taller de moda / Mi pequeña pastelería が発売しました。アーティスティックな専門職を紹介する絵本シリーズ第一弾2冊同時刊行。日本語では「わたしはちいさなファッションデザイナー」「わたしはちいさなケーキやさん」です。きせかえ、ケーキのデコレーションシール付き。働くことに興味をもってもらえるといいな。
2021.11.10
Garden
取材で北海道は旭川へ。上野ファームの庭は英国式をベースにした「北海道ガーデン」。本州と同じ品種でも花色が濃く大きく育つのは寒冷の地、北海道ならではのようです。ハチやトンボの羽音、石畳と芝、落ち葉を踏む感触。奥行きある色とりどりに咲く花々、木々。それらが自然の変化と組み合わり憩いの場を作る。庭は1年で植栽計画された立体の絵画でした。
2021.10.25
Online Talk
先週は女子美術大学で授業を担当させていただきました。フリーランスイラストレーターとしての経験や絵本制作についてオンラインでお伝えしました。拙い話でお聞き苦しい点があったと思いますが、いつか少しでもお役に立つことがありますように。モニター越しでも学生のみなさんとの時間をご一緒させていただき嬉しかったです。どうもありがとうございました。
2021.10.20
The New books
個展「蝶々、日々花々」終了しました。どうもありがとうございました。会場風景動画記事をinstagramに投稿したのでご覧ください。今日は嬉しい荷物が届きました。スペインの出版社からです。今回はコープロ(Coproduction)方式で、3言語(Spanish, Catalan, Englisn)の絵本を制作しその見本を受け取りました。発売は今秋、待ち遠しい。さて次の絵本を作ります。
2021.8.21
Last day
まったく余裕がなくブログを放置したままでしたが、本日は個展の最終日。ボローニャ展から直接お越しいただいたり、ふらりとご来場くださった地元のお客さまとの交流ができました。緊急事態宣言下での開催で思うことがありましたが、緊張感や窮屈さが続く毎日のなかで少しでも明るさを届けられたらという気持ちで運営しました。最終日も11〜19時会場におります。
2021.8.9
Getting Ready
個展開催まで2週間。この時期になるとさすがに火がついて準備も本格的に(いつも個展前は毎日が「文化祭前日」のような状況)。会場を確認し展示プランを考え、必要なものを買い足しました。そして新作グッズを発注。会場の杜のまちやはとても広く、せっかくなので大胆にスペースを使って楽しんでいただけるような空間を作りたいと思います。
2021.7.15
Collaboration
Kira Kira Edizioniの絵本「Il mio posto preferito」とnunocoto fabricのコラボレーションが実現しました。商品ページサイトをご覧いただけると嬉しいです。絵本から飛び出した赤いちょうちょの世界がテキスタイル となりインテリア、布小物、子供服などに仕立てられて、誰かの生活を彩ることができたらこの上ない喜びです。
2021.7.4
Talk and Exhibition
7月17日から板橋区立美術館でイタリア・ボローニャ国際絵本原画展が開催されます。今年は、関連イベントとして個展と対談をさせていただくことになりました。入選と作品の持ち込み、ボローニャの出版社との絵本制作について。個展はアトリエワン設計のとても素敵な場所です。空間をどのように作るかとてもワクワクしています。

2021.6.18
Textiles
nunocoto fabricから新柄リリース!誕生花を月ごとに図案化した「花縞」です。現在、5月、6月、7月の柄が公開されています。月ごとに3つのバリエーションがあり、最終的には36柄、色柄豊かなシリーズになりそうです。そのほか、これから続々とあたらしいテキスタイルを発表予定です。おうち時間を楽しんでいただけますように。

2021.6.17
Book review 
書店、インスタグラマーの「Il mio posto preferito」レビューは全体的にポジティブで安心しました。興味深かったのは「東洋的な特徴が見られる」そう。それはどのあたりなのか気になるところです。こうして外国の無名作家に興味を持ってもらえるのもKira Kira Edizioniの信頼と実績によるものだとしみじみ感じています。どうもありがとう、エレナ!

2021.5.28
Exhibition
7月中旬からスタートのイタリア・ボローニャ国際絵本原画展で絵本「Il mio posto preferito」をご覧いただけそうです(現在をイタリアから輸送中で郵便事情と国際便の状況により入荷が遅れる場合があります)。さらに、ボローニャ展にあわせて個展と関連イベントを企画中です。開催できるか読みにくい状況ではありますが準備を進めていきたいと思います。

2021.5.19
Creation
2019年に生まれたアイデアの一つが「Il mio posto preferito」、そしてもう1つの作品もやっと脱稿しました。試行錯誤と細かい修正を重ねて完成に辿りつけたのは根気よく付き合ってくれた編集者のおかげです。複数国とのやりとりで緊張が続きますが完成まで
踏ん張ります。1つで終わるのはもったいないからとなんとシリーズになりました。2冊同時刊行!今秋発売です。
2021.5.10
Now available
絵本「Il mio posto preferito」が
イタリアの書店に並びはじめました。さまざまな「好き」に出会い最後に最も大切な居心地の良い場所に帰るとてもシンプルなお話です。私自身にとって「好き」は楽しみ嬉しさのほかに心の拠り所、精神的な支えでありそれらにたくさん助けられたように感じます。こどもたち各々の「好き」を見つけてこの時代を逞しく生きてほしいです。
2021.5.6
My favorite place
5月5日にKira Kira Edizioniから「Il mio posto preferito」を刊行します。絵本ソロデビュー作。好きなこと、楽しみ、安心感をミニマルに表現し、小さな子から親しんでもらえるように作りました。きびしい状況が続くイタリア。この絵本が少しでも和みの時間となれたら幸いです。そして1日も早く安らぎの日々が戻ってきますように。
2021.4.12
Father
他界した父と同年齢になりました。いつもより特別な誕生日に感じるのは父が生きてきた時間を節目のように意識して過ごしてきたから。同居の母もこの日に感じるものが多かったようでいろんな話をしてくれました。一緒に居る時間は当たり前ではない。父と会えなくなっても、父はまだいろんなことを教えてくれます。産んでくれた母に感謝の気持ちを伝えました。
2021.4.6
Start
3月30日発売の玄光社のイラストレーションファイルに実績を掲載していただきました。初掲載は2004年、今年で18回目になります。素晴らしい作家が沢山掲載された憧れの年鑑からお声がは大変に光栄で嬉しかったのを昨日のことのように覚えています。毎年、この時期になると気持ち新たに今年も頑張ろうと思えます。
2021.4.1
Roots and Friends
すみだは私にとって大切な場所です。墨田区は出生地であり、父が勤務していた印刷会社も同区にありました。ありがたいことに、この数年ですみだのクリエイターさんとご一緒する機会に恵まれています。以前からよくしてくださっている、ひらがなネットさんと向島の一軒家カフェikkAさんのおかげ。すみだの方々とこれからも楽しいことができますように
2021.3.12
Anniversary
イタリア・ボローニャの出版社 Kira Kira Edizioni 設立3周年イベントに未来のKira Kira作家として参加しました。オンラインイベントは2月15日18時からライブ配信スタート、日本時間は26時。私からはお祝いのメッセージとイラストレーションを届けました。出会いのエピソードもお話してくださって感激でした。3周年、おめでとうございます〜!
2021.2.16
iMac
仕事場にiMac27inchがやってきました。21.5inchモニタのiMacでも十分でしたが見開きページのデザインを確認するにはやや手狭に感じていたのです。これから身に付けたいスキルのためにCPUは大きめが吉、ということで思い切って導入しました。512GBのSSD、
キビキビ動いて感動です! 頃合いをみてメモリを増設したいところ。
2021.2.4
ZINE
2019年の初夏に制作したZINE「ボローニャブックフェアに行ってきました」が完売しました。個展・イベント会場やイタリア・ボローニャ国際絵本原画展のミュージアムショップ、書店さんでお取り扱いいただいたおかげでお届けできました。本当にどうもありがとうございます。ボローニャに渡航できたら、ZINEのデジタル改訂版制作をしたいと考えています。

2021.2.1 
To put into words
仕事に関するアンケート依頼をいただきました。回答は3月末発売の本に掲載されますので、後日お知らせします。できるかぎり具体的に書かせていただきました。少しでもお役に立てますように。個人的にも頭の中を言語化できありがたかったです。誰もが自己発信の可能な時代に何をどのようにアウトプットする(しない)かをあらためて考えさせられました。

2021.1.31
The final stage
制作中の絵本は最終段階へ。裏表紙のカバーデザインにバーコードが加わって、出版の実感が湧いてくると同時に気持ちが引き締まります。今回は作・絵ともに手がけました。こどもの気持ちで描き、今は大人の視点
で確認と調整をしています。あともう少し。制作チームのみんなとブラッシュアップしていきます。
2021.1.22
Start
仕事始めです。マシンのメンテナンスをしてスッキリ。気持ちのよいスタートになりました。時世的にあまり外に出ませんし割り切って仕事環境をととのえるのもよさそうです。さて、Infoでお伝えしたMuttyさんとのコラボレーションがはじまりました。その経緯はまたの機会に。絵の向こう側のイタリア。彼らとの2021年。楽しさを創造していきたいです。
2021.1.7
New Year 2021
昨年は翻訳版を含め3冊の出版、イタリア・ボローニャ国際絵本原画展ではビジュアルアイデンティティを担当する光栄な機会をいただきました。どのできごとにもご縁をくださった方々の存在があり、すべては出会いによってはじまるのだとあらためて感謝の気持ちでいっぱいです。そして、ありがたいことに今年の新刊絵本が6月のブックフェアにならぶことができそうです。行けるといいな、どうかな、ボローニャ。大好きな人たちとランブルスコで乾杯したい。
あけましておめでとうございます。すべての人にとって明るく幸せな1年でありますように。
2021.1.1
2020
2020年はきびしい一年でした。実現できたプロジェクトも、そうでなかったものについても、熱意のある誠実な方々と制作をご一緒できたことはかけがえない宝物になりました。関係者の皆様、作品を手にとってくださった方々どうもありがとうございました。どうぞよいお年をお迎えください。来年もよろしくお願いいたします。
2020.12.31

Canto di Natale - illustration
チャールズ・ディケンズの小説「クリスマス・キャロル」イタリア語版のイラストレーションを担当しました。表紙デザインのGaia StellaさんはBologna illustrators Exhibitionの入選作家で2019年石川県七尾美術館ボローニャ展のビジュアルアイデンティティを担当されていらしたイラストレーターです。今回ご一緒できて光栄でした。
2020.11.22

坂川栄治回顧展「フムフムサローネ」
今年の夏、突然の旅立ちに今もまだ信じられない気持ちでいます。装画塾や仕事、クーギャラリーでの個展など、大変お世話になったフムフムおじさん。ご家族と坂川事務所の方々により11月17日(火)から回顧展「フムフムサローネ」が開催されるそうです。【追記 2020.12.27】追加開催日の12月27日、私もクーギャラリーに行くことができました。奥様とスタッフの鳴田さんにごあいさつができてよかったです。吸いかけの葉巻、さまざまな時代のお写真、手がけられた装丁と描かれた作品がならぶスペース。お別れの空間だとわかっていても、いつものように事務所から坂川さんがひょっこり顔を出してくれるのではないかと思ってしまうのです。
2020.11.14

nunocoto fabric 限定テキスタイル Animals Mask 柄とマスクのこと
ボローニャ展のテキスタイルを作りました。プリントはお世話になっているnunocoto fabricさんにお願いしました。いつもながら素晴らしい仕上がりで応えてくださって感謝の気持ちでいっぱいです。写真のマスクは板橋区立美術館スタッフの方が個人的に仕立ててくださったものです。とてもうれしいサプライズとお心遣いに感激しました。どうもありがとうございました。そして、時間がかかりましたが展覧会のページを投稿しましたのでご覧いただけたらうれしいです。第二波の感染拡大で心配が続きますがどうぞ安全にお過ごしくださいませ。
2020.11.13
2020イタリア・ボローニャ国際絵本原画展 at 板橋区立美術館 閉幕
板橋区立美術館のボローニャ展が終了しました。描かせていただいた展覧会ビジュアルのマスクたちはここでお別れです。このたびのお役目は、本当に夢のようで大変光栄なできごとでした。エントランスや館内で楽しそうに撮影をされる方々の様子を目にして大きな喜びと励みになりました。入選作家さんの素晴らしい原画は国内3カ所の美術館を巡回、さらに韓国・中国へ。ここから作品の長い旅がはじまります。どうぞ気をつけて、行ってらっしゃい!
写真は板橋区立美術館Facebookからお借りしました
2020.9.28

2020イタリア・ボローニャ国際絵本原画展 板橋区立美術館
先日、入選作品を鑑賞しました。多様な感性と技法、素晴らしい表現で見応えがありました。昨年も感じたのは台湾と韓国、中国の勢い。さらに、入選作家のグッズがとても豊富でした。今年はトークショーやワークショップなどイベントは中止ですがオンラインコンテンツが期間限定で公開、担当させていただいた展覧会ビジュアルの原画も特別展として展示中です。
2020.9.15

絵本「くいしんぼうのマルチェロ ふしぎなエプロン」出版記念展 終了
出版記念展をご覧くださりどうもありがとうございました。コロナウィルスで大変な数ヶ月でしたが社会的活動再開のタイミングに希望が見え、オンラインとあわせての開催でした。ikkAのオーナーちえさん、甘夏書店の大山さん、karel karelカワムラさん、noono竹之内さん、絵本共著で作家の大塚さん、出版ワークスの編集者半田さんからご協力をいただきました。御礼申し上げます。出版記念展は終わりましたがまだまだほやほやの「ふしぎなエプロン」。引き続きお届けしていきたいです。そして、次回作へとチームで気持ちが向かい始めたところです。さらにマルチェロさんの世界が広がって、みなさんと楽しさが共有できますように。
2020.6.30

絵本「くいしんぼうのマルチェロ ふしぎなエプロン」出版記念展 後半
早いもので出版記念展(オンライン展)も折り返しです。写真はマルチェロさんのゴールドシリーズから。このような絵本原画以外の小作品もございますのでどうぞゆっくりご覧くださいませ。オンライン展ページ: https://o-ono.jp/marcello(公開終了しました)
2020.6.16
絵本「くいしんぼうのマルチェロ ふしぎなエプロン」出版記念展
本日スタートしました、オンラインの絵本の出版記念展。原画をはじめ、小さな作品、マルチェロのポストカードや切手風シール、テキスタイルを使った限定のコラボバッグなども販売いたします。期間中は一軒家カフェikkAさんで実物もご覧いただけます。オンライン展ページ https://o-ono.jp/marcello
2020.6.4
ささやかなアクション
5月は「オンラインブーケ」と名付けたシリーズをSNSに投稿しています。リアルなコミュニケーションが限られる今、お花を直接渡すのは同じ家に住むもの同士でなければできません。5月に誕生日を迎えるかたへ、インターネット越しでも花束を渡せたらいいな。私なりのささやかなアクションをはじめました。今月のお誕生日の方から「しょんぼりしていたけれど誕生花ブーケが可愛くてうれしかったです」とインスタグラム経由でメッセージをいただきました。絵を通して、想いを届けることができ私もうれしかったです。 → Online Bouquet
ボローニャブックフェアオンライン
中止となったボローニャブックフェアのオンライン版が開催されました(5月4日から7日)。私もイラストレーターの壁に参加しました。これまでに素敵なご縁をつないでくれた街ボローニャ。作品は感謝の気持ちを込めて「I LOVE BOLOGNA」です。
2020.5.8

大阪 出版記念展中止
SNS、Infoのとおり大阪The14thmoonでの出版記念展をコロナウイルス感染拡大防止のため中止いたしました。すでに告知済みのため楽しみにしてくださる方にも申し訳ない気持ちもありましたがそれ以上に出版記念展にお越しいただくことでの危険を懸念していました。さまざまな立場、意向の調整に時間をいただきましたが安全と健康を第一に、今の状況にふさわしい判断だと思っています。この大変な事態が早く終息することを願いながら、絵本をご紹介する場をいつか作れたらと考えています。私も乗り切りますので、皆様もどうぞお気をつけてお過ごしください。
2020.4.10

コロナショック
日本でも新型コロナウイルスの影響で今後の見通しが立ちにくい深刻な状況になってきました。私たちが一人ひとりにできることを心がけて生き延びましょう。政治経済、医療・衛生食品、そして、この社会で全力で職務を担当されていらっしゃる方々に心から感謝します。休息の時間がありますように。私の仕事は生死に関わるものでもなく急ぐものではないかもしれませんが生活の中で役立ったり気持ちを明るくするものであると信じているので自分なりにできることに向き合って、精一杯取り組みたいと思っています。
2020.3.31

今年のボローニャチルドレンズブックフェア
春に開催されるイタリアのボローニャチルドレンズブックフェア。今年も世界中からたくさんの素晴らしい絵本たちが並ぶに違いありません。私は入選の2017年から毎年入場していますが、絵本の〆切があり今年は日本から思いを馳せることに。担当した児童書を現地で見られないのは残念……しかしボローニャコンペ同期の山本まもるさんが果たした2度目の入選、その授与式のリアルタイム配信動画が待ち遠しい。新型ウイルスの不安もありますが、すべてのブックフェア関係者にとって最高の時間となりますように。【2/24追記】コロナウイルス緊急事態のため、ボローニャブックフェア開催延期。5/4〜7に変更へ。【3/12追記】開催中止に。
創作のテーマについて
私の性分のせいか、シリアス・悲しいテーマや個人的なネガティブ感情は制作のモチーフにしていませんでした。テキスタイルなどの図案は、楽しい気持ちをのせたくてポジティブなトーンを心がけています。ただ、楽観的でのんびりした私にも日々それなりに思うところはあり、特にしんどい時期の感情は二度とそうなりたくないから、よく覚えています。それらを創作として向き合ってみようと描いたのがこの絵です。ささやかでも、だれかにとっての救いとか希望になれれば。そんな気持ちで制作しました。2019年のボローニャブックフェアのわりとすぐに、イタリアの出版社から連絡がありそのままの形で児童書の表紙に使っていただきました。目に留めていただけただけでも嬉しいですが、そのような感情から生まれた絵にも役割を授けてもらえてなんだか報われました。
個展 Colorful Journey 2020 Spring 終了しました
お越しいただいたみなさま、どうもありがとうございました。新しい試みとしてトートバッグのセミオーダー受注会をさせていただきました。制作はkarel karelさん。お客さまがご自身の好きな組み合わせを楽しまれる様子を見ながら、いろんな組み合わせで生まれるトートバッグを想像してとてもしあわせでした。完成まで少しお時間をいただくことになりますが楽しみにお待ちください。セミオーダートートは会期中盤に限定数に達してしまい、間に合わなかった方、ごめんなさい。いつかこのような機会ができたらと思っていますので、そのときはぜひ。またサイン入りの著書も完売し、会期終了間近にお越しくださった方には本当に申し訳なく後日お送りすることとなりました。最後に、今回の個展は「誕生花で楽しむ、和の伝統色ブック」の刊行記念展としてikkAさん甘夏書店さんが企画してくださいました。版元による発売イベントが落ち着いた今、とてもありがたいことです。お二人は発売当時からずっと取り扱ってくださっていて、個展前に入手された方の本にサインをする機会にも恵まれました。こうして支えられていることを実感し、私にできることは全力でさせていただこうと新しい年のはじまりに思うことができました。関わってくださった皆様にも心から感謝申し上げます。
Happy new year
バタバタと年末年始を過ごし、年明けから個展がはじまりました。場所はスカイツリーのお膝元・押上、一軒家カフェikkAさん。カフェに訪れた方々が楽しい気分で過ごせるような展示を心がけました。ギャラリースペースが広いのも関係していますが、今回は作品点数が多めです。在廊情報はtwitterをご覧ください。本年もよろしくお願い申し上げます。
2019 to 2020
今年も大変お世話になり、ありがとうございました。2019年のトピックスは本の出版です。「誕生花で楽しむ、和の伝統色ブック」刊行イベントや展示をさせていただいたこと。そして、ボローニャブックフェアを通じて出会った編集者・出版社と制作をスタートしました。並行し国内刊行予定の絵本がもうすぐ完成します。これはどちらかといえば来年のトピックですね。nunocoto fabricでのテキスタイルも少しずつ育っていて、誰かの生活の一部になっていることも大きな喜びです。どれも一人では実現できないことばかりで、本当にこれまでに出会った方々のおかげです。これからもイラストレーションの制作と、気持ちが明るくなるような創作をしていきたいと思っています。2020年もどうぞよろしくお願いいたします。
太田市美術館・図書館へ巡回
「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」は最後の巡回地太田市美術館・図書館へ。夏に開催された板橋区立美術館から引き続きグッズと拙著をお取り扱いいただいております。さて、この写真はブックフェア開催地であるボローニャフィエラ30号館(2017年の改装前の外観)です。はじめてのブックフェアではたくさんの出展社ブースを見るべく広大な館内をひたすら歩き続けてヘトヘトに。一息いれようとガス入りウォーターを手に外に出てみると出展社の方々の他に、ポートフォリオを持った絵本作家やイラストレーターもちらほら。それぞれにリフレッシュしていました。同じ目的を持ってここにいることにしみじみしつつ、広がる青空とともに晴れやかな気持ちになったその時の風景です。ボローニャブックフェアやボローニャ展で出会い一緒に過ごした時間は私にとって心を温めるもので、ときどき思い出しては制作の励みにしています。彼らと進めている絵本は来春から再来年にかけてお知らせできそうです。
石川県七尾美術館へ巡回
「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展、次の巡回地は石川県七尾美術館です。引き続き「ZINE ボローニャブックフェアに行ってきました」と「誕生花で楽しむ、和の伝統色ブック」をお取り扱いいただいております。手にとっていただけますように。そして、会期中にティールームの利用でもらえる展覧会オリジナルコースター。七尾美術館の人気特典で今年も実施されています。好きな作品を選べるようですがどのコースターも素敵で悩ましい。2017年開催時には私もお花柄で作っていただきうれしい記念になりました(当時、写真に残していなかったのでUPします)。会期は 2019年11月1日(金)〜12月8日(日)無休
お気づきかと思いますがこのところボローニャエピソードに触れるようにしています。巡回展の開催やZINE販売などおしらせのトピックスもありますが、ようやく記録を残そうという気持ちになりました。ログはできるときに、忘れないうちにと。もうしばらくお付き合いください。
ボローニャから原画が戻ってきました
長い旅でした。2016年の秋にコンペのエントリー、イラストレーションは日本からイタリアへ。翌年4月ありがたくもブックフェアで展覧会。夏から年末にかけては、日本の美術館で巡回展(東京、西宮、愛知、石川)。年明けには中国は上海、北京、深圳。ボローニャ国際絵本原画展ツアー終了。作品は一旦ボローニャに返却。原画が私の手元に戻ったのは2019年10月半ば。その期間はまる3年でした(同時期に複製画の展覧会として、シカゴ・コロンビア大学、デンマーク、タイのチェンマイにも)。作品をご覧いただく機会に恵まれ幸運でした。また、これらのイラストレーションを気に入ってくださった出版社と絵本制作もはじまりました。楽しくも気が引き締まる思いです。ボローニャブックフェアスタッフの方々や審査員のスティーブンさんには感謝しかありません。どうもありがとうございました。
信愛書店での個展
このたびはお越しいただき本当にありがとうございました。お世話になっている編集者さん、デザイナーさん。同業のお友達。西荻窪のご近所さん、そしてインスタを見て遠くからお越しくださった方々。お目にかかれうれしかったです。今回は信愛書店の原田さんから「発売したら仕入れるわよ、展示もしない?」とお声がけをいただきました。発売後まもなくはパイインターナショナル企画のジュンク堂池袋本店芸術9階での1ヶ月間のパネル展示、続いて本とコーヒー手紙社での3週間の出版記念展。それぞれとてもありがたいものでした。この本をお届けできるのも多くの方々のご協力あってこそだと実感しました。あらためて感謝申し上げます。
西宮市大谷記念美術館
「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」開催中の西宮市大谷記念美術館へ。板橋区立美術館での展示作品を私はすでに堪能していましたが美術館の空間が違うので新鮮に楽しめました。大画面で流れているボローニャブックフェアでのドキュメンタリー映像を見ながら汗が吹き出しました。2年前に取材していただいたものもこのように流れていたのですね。また、観覧用とショップ販売の絵本のセレクトも美術館によって違うことが今回わかって興味深かったです。来館者数2万人突破も納得、私が鑑賞した会期なかごろの平日もにぎわっていました。
心地の良い庭園を見ながら来年出版予定の絵本の打ち合わせ。具体的に動き出しました。楽しみにしていた「西宮ギャラリーさんぽ」は残念ながら叶わず。いつかまた、この地に戻って来ることができますように。
最終日のサイン会|板橋区立美術館
8月12日は板橋区立美術館『イタリア・ボローニャ国際絵本原画展』最終日は美術館のご好意で山本まもるさんとサイン会。どうもありがとうございました。8月17日からは西宮市大谷記念美術館にボローニャ展は巡回。『誕生花で楽しむ、和の伝統色ブック』、『ボローニャブックフェアに行ってきました』を展示販売いたします。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
世界の絵本展|成増アートギャラリー
板橋区立美術館開催の『イタリア・ボローニャ国際絵本原画展』と一緒に楽しみたいのは、『世界の絵本展』(成増アートギャラリー/8月12日まで)。ボローニャブックフェアからの新着絵本を手にとってじっくり読むことができるので、つい長居してしまいます。ブックフェア紹介コーナーにて小冊子『ボローニャブックフェアに行ってきました』とボローニャブックフェアかるたを展示していただきました。
ハリエット・ヴァン・レークさんのワークショップ
イタリア・ボローニャ国際絵本原画展の絵本ワークショップはとても人気があります。世界的な絵本作家や国際コンペ審査経験者から直接学べる貴重な機会に私は大きな魅力を感じていて、関連イベント「夏のアトリエ」に参加し視野が広がりました。今年も素晴らしい体験ができたのでレポートを掲載します。ハリエットさん、板橋区立美術館職員の方々、展覧会のコーディネーター・同時通訳の森泉文美さんには大変お世話になりました。ありがとうございました。
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